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平成28年9月定例会(請願第4号)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0004378 更新日:2019年1月17日更新

第4号 平成28年8月23日受理 総務文教委員会 付託

私学助成についての意見書提出に関する請願

請願者 新潟県私立中学高等学校協会 会長 飯沼和男

紹介議員 西川洋吉君 渡辺惇夫君

(要旨)

 本県の私立中学高等学校は、それぞれが各々建学の精神に立脚し、新しい時代に対応する特色ある教育を積極的に展開して、本県の公教育の発展に寄与している。
 わが国は、少子高齢化による人口減社会に移行しつつあり、その中で、今後とも持続的な成長を図るため、将来を担う子供たちに、社会の変化に対応できる知識や能力を身につけさせることが必要であり、各私立中学高等学校が国の進める教育改革に、的確に対応していくことが求められている。
 しかしながら、各私立中学高等学校ともに財政的に限界がある上に、高等学校等就学支援金制度の実施以来、授業料の改定もままならず、学費負担における公私間格差はむしろ拡大している状況であり、一層厳しい局面に立たされている。
 わが国の将来を担う子供たちの教育環境の整備にあたっては、公教育の一翼を担いながらも、公立中学高等学校に比べて遙かに財政的基盤の脆弱な私立中学高等学校に対する助成措置の充実拡充が必要であり、このことは、各都道府県が所管する事項とはいうものの、わが国の将来の発展に密接不可分の関係にある教育の振興に関する事柄であり、国の全面的な財政支援が求められるところである。
 ついては、貴議会において、私立中学高等学校の教育の重要性を認識し、教育基本法第8条の「私立学校教育の振興」を名実ともに確立するため、私立中学高等学校に対する私学助成に係る国庫補助制度が堅持され、より一層の充実が図られることを内容とした意見書を国に提出されたい。

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