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平成27年12月定例会(第43号発議案)
平成27年12月定例会で上程された発議案
拉致事件の解決を求める意見書
第43号発議案
拉致事件の解決を求める意見書
上記議案を別紙のとおり提出します。
平成27年12月17日
提出者 総務文教委員長 小島 隆
新潟県議会議長 尾身 孝昭 様
拉致事件の解決を求める意見書
横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されて、11月15日で38年が経過したにもかかわらず、北朝鮮は約束した調査の報告を未だ行わず、拉致事件の解決が図られていない。こうしたことから、今年も新潟市において、めぐみさんの御両親も出席され、「忘れるな拉致11.15県民集会」が開催されたところである。めぐみさんの御両親をはじめ拉致被害者の家族は、北朝鮮にいる拉致被害者を一刻も早く日本に帰して欲しいと願い、政府の迅速な対応を切望している。
安倍総理は同月に行われた日中韓首脳会談で日本人拉致事件を取り上げ、両国首脳に拉致事件の早期解決に向けて理解と協力を要請した。拉致被害者と家族に残された時間を考慮すれば、関係諸国や国際機関等と連携を更に密にして拉致事件の早期解決を求めていく必要がある。
よって国会並びに政府におかれては、北朝鮮による日本人拉致事件の解決に向けて、経済制裁などあらゆる手段を用いて拉致被害者の一刻も早い救出を実現するよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成27年12月17日
新潟県議会議長 尾身 孝昭
衆議院議長 大島 理森 様
参議院議長 山崎 正昭 様
内閣総理大臣 安倍 晋三 様
外務大臣 岸田 文雄 様
内閣官房長官 菅 義偉 様
拉致問題担当大臣 加藤 勝信 様