ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

平成27年2月定例会(陳情第7号)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003050 更新日:2019年1月17日更新

第7号 平成27年2月18日受理 建設公安委員会 付託

上越新幹線の高速化等に関する陳情

陳情者

(要旨)

 上越新幹線は国内にある他の新幹線に比べ速度が遅く、本数も少ない状況である。その上、北陸新幹線が金沢まで開業するため、とき号は削減されることになった。上越新幹線は「経済分野」「観光分野」などを中心に「新潟県の活力」の一つであると思っている。今後さらに発展する為には首都圏などとの所要時間短縮が必要と考えている。
 東京駅から新潟駅は実キロにすると300キロメートルである。東北新幹線の仙台駅より25キロ程度近いにもかかわらず、ほとんどの列車が仙台駅より所要時間がかかっている。いかに速度が遅いということを物語っているのではないだろうか。上越新幹線は50ヘルツ交流電化・全線東日本旅客鉄道株式会社管轄で東北新幹線とほぼ同じである。北陸新幹線のような周波数変換システムや会社間協議なども必要ではない。よって、新潟県及び沿線の市町村と東日本旅客鉄道株式会社の力によって実現できるものであると考えている。
 ついては、貴議会において、次の事項に配慮されたい。

  1. 最終的には東北新幹線と同様に上越新幹線においても320キロ運転、もしくはそれ以上の速度で走行させるよう東日本旅客鉄道株式会社に働きかけること。
  2. 新幹線高速化実現のためには騒音や振動といった環境対策が必要である。そのためには複数回の試験走行なども行う。それらのことについても上越新幹線沿線の市町村及びそこの住民に理解と協力を得られるよう働きかけること。
  3. 近年、新幹線建設を含み、様々なインフラ整備やその機能向上を積極的に進めている地域は多くある。しかし開通後積極的に活用せず、ストロー効果や採算性が合わなくなることにより人口減少や経済衰退になってしまったと嘆くケースが多くなっている。高速化実現後のシミュレーションなどを行いながら、上越新幹線高速化を新潟県の更なる発展につなげること。

平成27年2月定例会(請願・陳情)へ

新潟県議会のトップページへ