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平成27年2月定例会(陳情第5号)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0002142 更新日:2019年1月17日更新

第5号 平成27年2月9日受理総務文教委員会 付託

「新潟県非核平和宣言」に関する陳情

陳情者 新潟県原爆被害者の会 会長 南 七郎

(要旨)

 広島・長崎の被爆から70年目の大きな節目の年を迎えた。
 人類が作り出した最も残忍な兵器、核兵器による地獄を体験させられた私たちは、今日まで命を削る思いで被爆体験を語り、核兵器による犠牲者が二度と生まれないことを強く願って運動を続けてきた。この地球上から核兵器をなくすことは、私たち原爆被害者の悲願である。
 いま世界では、核兵器の非人道性に着目し、いかなる状況下であっても核兵器が使用されないことが人類の生存にとっての利益であるとの考えのもと、速やかな核兵器の廃絶を求める声が高まっている。
 この願いをご理解いただき、いまこそ新潟県は、核兵器の廃絶と世界の恒久平和に向け主導的役割を果たすべきと考える。
 ついては、貴議会において、私たち原爆被害者のみでなく、平和を希求する多くの県民の声に応えるために『新潟県非核平和宣言』を制定されるよう、次の事項に配慮されたい。

  1. 新潟県議会2月定例会で、「新潟県非核平和宣言」の制定を確認し、県議会各会派(無所属を含む)代表者による「宣言起草委員会」を設置すること。
  2. 作成した「宣言」を2月定例会で決議され、県(新潟県知事)にその意見書を提出すること。

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