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平成26年12月定例会(産業経済委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0002020 更新日:2019年1月17日更新

平成26年12月定例会 産業経済委員長報告(12月18日)

委員長 佐藤 卓之

 産業経済委員会における付託案件の審査経過並びに結果について、御報告申し上げます。

 まず、産業労働観光部関係として

  1. 県内枯渇ガス田の活用については、輸入天然ガスを貯蔵することにより、災害時のリダンダンシー機能の発揮に加え、日本海横断パイプライン構想の実現性を高めるなどエネルギー供給基地としての本県の拠点性向上が期待されるので、必要な法整備を国に働きかけるべきとの意見。
  2. 新規学卒者の就労支援に当たっては、就職後3年以内の離職率が高いので、キャリア教育に対する積極的な提案・関与など関係部局との連携強化により、雇用のミスマッチ解消に取り組むべきとの意見。

 次に、農林水産部関係として

 主食用米から飼料用米への生産転換については、需給調整による主食用米の価格安定化と高騰する輸入飼料の代替品としてコスト低減が図られるなど米農家と畜産農家の双方にメリットがあるので、優遇制度の周知やマッチングに向けた支援など誘導策の推進に取り組むべきとの意見。

 次に、農地部関係として

 農業農村整備事業については、農家所得の減少により所得補償政策の充実を求める声もある中、過去において予算捻出のため当該事業費が削減された経緯があるが、農業水利施設は農業生産の重要な基盤であるとともに、洪水防止など県民の安全・安心な生活に深く関わっているので、その高い公益性に留意し、県民に対する事業効果の周知に一層努めるべきとの意見。

 以上が、審査の過程で述べられた主な意見の概要であります。

 次に、議案採決に先立ち、各党の党議結果並びに無所属委員の検討結果の報告を求めたところ、各党・無所属委員とも全議案いずれも原案賛成というものであります。

 次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、請願・陳情の審査結果について申し上げます。

 継続中の請願平成25年第6号、平成26年第8号、継続中の陳情平成26年第8号及び第9号については、継続審査。

 残りの陳情第12号については、商業的意図も認められ、議会になじまないため、不採択とすべきものと決した次第であります。

 以上をもって、報告といたします。

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