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平成25年12月定例会(第36号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0004244 更新日:2019年1月17日更新

平成25年12月定例会で上程された発議案

難病患者への医療費助成制度の見直しに関する意見書

第36号発議案

 難病患者への医療費助成制度の見直しに関する意見書

上記議案を別紙のとおり提出します。

平成25年12月20日

提出者 厚生環境委員長 小林 一大

新潟県議会議長 中野 洸様

難病患者への医療費助成制度の見直しに関する意見書

厚生労働省は、難病患者への医療費の助成制度について見直しを図り、対象となる疾患を現在の56疾患からおよそ300疾患に増やし、その一方で、所得に応じた負担を患者に求めるなどの見直し案を示している。
 この見直し案については、患者団体等から負担が重すぎるという声が相次いだことから、厚生労働省は、負担を軽くする方針を固め、案の修正を行っているとの報道も見受けられる。
 対象の拡大は、大いに歓迎するところであるが、これまで自己負担が無かった重症者等や、長期間にわたり医療費を払い続けている患者や家族に対しては大きな負担を強いる場合も想定されることから、自己負担の軽減にも配慮した制度設計が必要である。
 よって国会並びに政府におかれては、難病患者への医療費の助成制度の見直しに当たっては、これまで自己負担が無かった重症者等や、長期間にわたり医療費を払い続けている患者や家族に対して、大きな負担を強いることの無いよう慎重に審議を尽くし制度設計を行うよう強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成25年12月20日

新潟県議会議長 中野 洸

衆議院議長伊吹 文明 様
参議院議長山崎 正昭 様
内閣総理大臣安倍 晋三 様
財務大臣麻生 太郎 様
厚生労働大臣田村 憲久 様

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