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平成25年12月定例会(陳情第17号)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0004649 更新日:2019年1月17日更新

第17号 平成25年10月30日受理 建設公安委員会 付託

JR北海道への国からの支援を求める意見書提出に関する陳情

陳情者

(要旨)

 JR北海道の不祥事の多さに国民は不安と不信感に包まれた。北海道の観光地も観光客が減少するのではないかと不安に包まれている。これに比べJR東日本は優良企業と言われている。しかしJR東日本の基盤は首都圏である。東京は2020年にオリンピック開催が決定し、JR東海のリニア中央新幹線も2027年に開業予定で、ストロー効果で東海から東京に人が吸い寄せられると言われている。
 又東京は、東京スカイツリー、東京ディズニーランド、浅草、渋谷、原宿、六本木、上野、新宿など多くの街角の話題を内外に発信、内外から多くの観光客が東京に押し寄せて来る。
 これに対しJR北海道は地方の過疎化の波にのまれ、広大な土地に核となる都市は札幌市しかない。冬は過酷な豪雪になり、鉄道自体の保全は私達本州の人にはわからないほど苦労がある。JR北海道を国が支援する事は過酷な自然風土の北海道そのものを国が守る事と思う。
 又この問題を放置しておくとますます東京一極集中が進み地方は疲弊し、大都市と地方のすみわけがさらに進む。
 この流れを止める為に国が積極的にJR北海道を支援する事を強く望む。観光主体のJR四国、JR九州も同じように地方の人口減少で苦しい経営状態が続いていると推察する。JR北海道と同じ問題が起きないように願っている。
 ついては、貴議会において、JR北海道支援の枠組みである経営安定基金とは別に、鉄道の保全に関する事業への国からの直接支援を求める意見書を国に提出されたい。

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