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平成24年9月定例会(陳情第16号)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0001379 更新日:2019年1月17日更新

第16号 平成24年8月13日受理 厚生環境委員会 付託

関西電力大飯発電所3、4号機の稼働停止を求める意見書提出に関する陳情

陳情者
 (要旨)平成23年3月11日に起こった東京電力福島第一発電所の事故は、終息したとは言えない。1年以上もたつのに、原因究明もなされてなく、放射性物質を環境に排出し続けている。原子力発電所はいったん大きな事故が起きると、一度に広範囲の地域が汚染され、時間の経過とともに、環境・生態系を通して生体への内部被曝(ひばく)が問題になってくる。また、家族・友人との断絶や、経済的な生活苦、放射能に脅かされる未来への不安など、目には見えない心の傷も問題である。
 若狭湾に建つ原子力発電所の過酷事故は、近畿の水がめである琵琶湖を直撃する。事故防止の対策もさることながら、起きてからの対策は全くなされていないようである。
 大飯原発の再稼働は、「想定外」を想定した行為とは、とても思えない。また、事故が起きなくても放射性廃棄物はたまり続け、未来への不安は増すばかりである。
 電力が足りないかもしれないと言われている時間はほんの数時間である。
 5月15日の「第9回大阪府市エネルギー戦略会議」で、関西電力が再稼働なしの夏のシナリオを提案していたにもかかわらず、国の強引な政治力で再稼働することになった。多くの国民・世界中の人たちが、地震国日本での再稼働に疑問を持っている。
 ついては、貴議会において、原子力発電所の事故という国民不安を解消するために、関西電力大飯発電所3、4号機の稼働停止を求める意見書を国に提出されたい。

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