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平成24年9月定例会(陳情第14号)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003408 更新日:2019年1月17日更新

第14号 平成24年6月25日受理 厚生環境委員会 付託

四国電力伊方発電所3号機の再稼働反対を求める意見書提出に関する陳情

陳情者

(要旨)

 平成23年3月11日に起こった東京電力福島第一発電所の事故は、終息したとは言えない。1年以上もたつのに、原因究明もなされてなく、放射性物質を環境に排出し続けている。原子力発電所はいったん大きな事故が起きると、一度に広範囲の地域が汚染され、時間の経過とともに、環境・生態系を通して内部の被曝(ひばく)が問題になってくる。また、家族・友人との断絶や、経済的な生活苦、放射能に脅かされる未来への不安など、目には見えない心の傷も問題である。
 築30年という老朽炉であり、大規模な南海地震に耐えることのできない設計である伊方原発が過酷事故に見舞われると、日本における太平洋沿岸の汚染は救いようもないものとなる。事故防止の対策もさることながら、起きてからの対策は全くなされていないようである。
 伊方原発の再稼働は、「想定外」を想定した行為とは、とても思えない。多くの国民・世界中の人たちが、地震国日本での再稼働に疑問を持っている。
 ついては、貴議会において、原子力発電所の事故という国民不安を解消するために、四国電力伊方発電所3号機の再稼働反対を求める意見書を国に提出されたい。

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