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平成24年9月定例会(第22号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0001869 更新日:2019年1月17日更新

平成24年9月定例会で上程された発議案

韓国大統領に謝罪と発言の撤回を求めるとともに対韓国外交の見直しを求める意見書

第22号発議案

 韓国大統領に謝罪と発言の撤回を求めるとともに対韓国外交の見直しを求める意見書

上記議案を別紙のとおり提出します。

平成24年9月28日


提出者

沢野 修、冨樫 一成、皆川 雄二
佐藤 純、桜井 甚一、斎藤 隆景
早川 吉秀

賛成者

高橋 直揮、宮崎 悦男、青柳 正司
坂田 光子、矢野 学、金子 恵美
小林 一大、佐藤 卓之、楡井 辰雄
小島 隆、小林 林一、西川 洋吉
岩村 良一、金谷 国彦、尾身 孝昭
柄沢 正三、中野 洸、村松 二郎
小野 峯生、帆苅 謙治、渡辺 惇夫
石井 修、東山 英機、三富 佳一
星野 伊佐夫、高倉 栄、上杉 知之
梅谷 守、大渕 健、内山 五郎
市川 政広、志田 邦男、青木 太一郎
松川 キヌヨ、佐藤 浩雄、片野 猛
横尾 幸秀、小島 義徳、石塚 健
佐藤 久雄

新潟県議会議長 小川 和雄 様

韓国大統領に謝罪と発言の撤回を求めるとともに対韓国外交の見直しを求める意見書

 韓国の李明博大統領は、島根県の竹島に不法上陸するとともに、天皇陛下の韓国訪問に言及し、「韓国を訪問したいなら、独立運動で亡くなった方々に対し心からの謝罪をする必要がある」と述べている。そもそも、天皇陛下の韓国訪問については、李大統領が平成20年に来日した際、両陛下に直接招請したものであるにもかかわらず、今回、謝罪がなければ「訪韓の必要がない」などと発言することは、極めて礼を失するものであり、到底容認し得ない。
 このたびの大統領としての資質が疑われるような一連の言動は、これまで築いてきた日韓の信頼関係を根本から覆すものであり、看過することはできない。
 加えて、李大統領は、いわゆる従軍慰安婦問題についても言及し、「日本の責任ある措置を求める」などと述べているが、そもそも1965年の日韓基本条約において、いわゆる従軍慰安婦問題等を含めた諸問題は「完全かつ最終的に解決」されており、かつ人道上の措置も講じられているものである。
 政府は、不必要な謝罪談話や、韓国側の要求以上の朝鮮王室儀軌の引渡しに応じるなど、対韓融和路線をとり続けており、韓国が竹島への定期航路を就航させたことに対しても事前に抗議を行わないなど、国益を棄損する対応をし続けたことにより、韓国の行動は歯止めが効かなくなっている。政府はこの事態を深刻に受け止め、韓国に対し、我が国の断固たる抗議の意思を伝えるとともに、早急に対応方針を固め、毅然とした措置をとらなければならない。
 よって国会並びに政府におかれては、韓国政府に対して李明博大統領の謝罪及び発言の撤回を強く求めるとともに、韓国の行動に歯止めをかけるために、国際司法裁判所(ICJ)への提訴にとどまらず、日韓通貨交換協定更新の見直しなど、対韓国外交の総合的見直しを進めるよう強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成24年9月28日

新潟県議会議長 小川 和雄

衆議院議長 横路 孝弘 様
参議院議長 平田 健二 様
内閣総理大臣 野田 佳彦 様
外務大臣 玄葉 光一郎 様
財務大臣 安住 淳 様
内閣官房長官 藤村 修 様

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