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平成24年9月定例会(絆づくり対策特別委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0002236 更新日:2019年1月17日更新

平成24年9月定例会 絆づくり対策特別委員長報告(9月11日)

委員長 梅谷 守

 絆づくり対策特別委員会における6月定例会以降の調査経過について、御報告申し上げます。
 本特別委員会は、9月6日に会議を開催し、社会性をはぐくむ取組について及び若者の社会的・経済的自立支援について調査を行いました。

 最初に、教育長から社会性をはぐくむ取組について、福祉保健部長から引きこもりに対する取組について、産業労働観光部長からニートに対する取組についてそれぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。

 まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。

  1. いじめ問題への対策に関連して
    • 新潟県いじめ相談電話の成果とさらなる周知の必要性について
    • 学校における規律ある環境づくりの必要性について
    • 子供に自信を持たせる教育の重要性について
    • 学校と保護者の信頼関係強化の必要性について
    • スクールカウンセラーの人材確保策について
    • スクールソーシャルワーカーの積極的な活用の必要性について
  2. 若者の就労に関連して
    • 大卒未就職者に対する支援について
    • 高卒者の早期離職防止に向けた対策強化の必要性について
    • パーソナル・サポート・センターと地域若者サポートステーションの役割分担の明確化について

 次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。

  1. いじめ問題への対策については、早期発見による迅速な対応とともに未然防止が重要となるので、倫理観の醸成や道徳教育の推進などを通じて児童生徒の社会性の育成に努めるべきとの意見。
     また、学校だけでは解決できない場合もあるので、家庭・地域・警察等との連携により社会全体で児童生徒を見守る体制づくりに努めるべきとの意見。
  2. 高校中途退学者については、経済面や精神面に問題を抱えている場合もあることから将来的にニートといった社会的自立が困難な状態に陥りやすいので、関係機関との連携強化による就労支援など退学後の支援体制を充実すべきとの意見。

 以上をもって報告といたします。

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