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平成24年9月定例会(総務文教委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003921 更新日:2019年1月17日更新

平成24年9月定例会 総務文教委員長報告(9月28日)

委員長 佐藤 卓之

 総務文教委員会における付託案件等の審査並びに調査の経過と結果について、御報告申し上げます。

 まず、知事政策局関係として

 道州制など広域自治体の在り方については、県と市町村との意思疎通が十分に図られていないので、今後設置される県と市町村との協議の場などにおいて具体的な説明により、一層の合意形成を図るべきとの意見。

 次に、総務管理部関係として

 県内大学の活性化については、本県の拠点性向上に大きな役割を果たすと考えられるので、産学官連携や地域連携による各種施策だけではなく総務管理部としても積極的に関与すべきとの意見。

 次に、教育委員会関係として

  1. 理数教育については、不足する医師及び看護師を目指す生徒やものづくり産業などへの人材を育成するうえで重要であるものの、全国学力・学習状況調査の結果が芳しくないことから、優秀な教員の採用による指導力の充実や客観的な指標による明確な目標設定など、さらなる強化に努めるべきとの意見。
  2. 県立高校の東アジア周辺諸国への修学旅行については、反日感情の高まりにより、生徒の安全確保などが懸念されるので、慎重に対応すべきとの意見。
     また、実施する場合には、視察先での偏った学習により、生徒の歴史認識に悪影響を与えるおそれもあるので、事前の歴史教育や行程の精査など細心の注意を払うべきとの意見。

 以上が、審査並びに調査の過程で述べられた主な意見の概要であります。

 次に、議案採決に先立ち、各党党議結果の報告を求めたところ、各党とも全議案いずれも原案賛成というものであります。

 次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、請願・陳情の審査結果について申し上げます。

 請願第1号、第2号、陳情第18号、継続中の請願平成23年第13号、第14号、第15号及び継続中の陳情平成23年第30号については、継続審査。

 継続中の請願平成23年第11号については、すでに決定されたため、保留。

 残りの陳情第15号については、ある者の年齢は、その者の誕生日の前日の午後12時に加算されるものとしており、社会常識と異なるものではないため、不採択とすべきものと決した次第であります。

 また、本委員会として、「北朝鮮による日本人拉致事件の一刻も早い解決を求める意見書」を発議することと決しました。
 以上をもって、報告といたします。

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