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平成23年12月定例会(第50号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0001876 更新日:2019年1月17日更新

平成23年12月定例会で上程された発議案

放射性物質による汚染の検査・除染の徹底化を求める意見書

第50号発議案

 放射性物質による汚染の検査・除染の徹底化を求める意見書

上記議案を別紙のとおり提出します。

平成23年12月22日



提出者

佐藤 莞爾、佐藤 卓之、佐藤 純
桜井 甚一、斎藤 隆景、尾身 孝昭
柄沢 正三

賛成者
 提出者を除き議員全員

新潟県議会議長 村松 二郎 様

放射性物質による汚染の検査・除染の徹底化を求める意見書

 東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、新潟市が東京電力株式会社に貸与した消防ポンプ車2台が、放射性物質に汚染されて使えないため、新車を購入することとなった。
 また、高い放射線量を放つ自動車がロシア極東地区で発見されたり、輸出予定の中古車から高い放射線量が検出されたと報道されている。
 国は、警戒区域内等の車両の持ち出しについては放射性物質による汚染の検査を行っており、また、自動車の輸出には放射性物質による汚染の検査が義務付けられ、放射線量が高い自動車は流通しないこととなっているが、すでに高い放射線量を放つ自動車が市場に出回り、国内流通しているとの報道も見られる。
 現在、自動車などについては放射性物質による汚染の検査が不十分な状況であり、対応の不備により国民の命が危険にさらされている。
 放射性物質による汚染は、長期間にわたって持続されることから、自動車だけでなく放射能濃度の高い地域にあった物資を地域外に移動すると、放射性物質による汚染も広がり、身体にも影響する。
 よって国会並びに政府におかれては、自動車・物資等の放射性物質による汚染の検査及び除染の徹底を図るよう強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成23年12月22日

新潟県議会議長 村松 二郎

衆議院議長 横路 孝弘 様
参議院議長 平田 健二 様
内閣総理大臣 野田 佳彦 様
経済産業大臣 枝野 幸男 様
環境大臣 細野 豪志 様
原子力経済被害担当大臣 枝野 幸男 様
原発事故の収束及び再発防止担当大臣 細野 豪志 様

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