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平成23年12月定例会(第46号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003648 更新日:2019年1月17日更新

平成23年12月定例会で上程された発議案

閣僚の行動規範の徹底化を求める決議

第46号発議案

 閣僚の行動規範の徹底化を求める決議

上記議案を別紙のとおり提出します。

平成23年12月22日


提出者

佐藤 莞爾、佐藤 卓之、佐藤 純
桜井 甚一、斎藤 隆景、尾身 孝昭
柄沢 正三

賛成者

高橋 直揮、宮崎 悦男、青柳 正司
坂田 光子、矢野 学、金子 恵美
皆川 雄二、小林 一大、冨樫 一成
楡井 辰雄、小島 隆、小林 林一
西川 洋吉、岩村 良一、沢野 修
金谷 国彦、早川 吉秀、中野 洸
小川 和雄、小野 峯生、帆苅 謙治
渡辺 惇夫、石井 修、東山 英機
三富 佳一、星野 伊佐夫、竹島 良子
志田 邦男、片野 猛、横尾 幸秀
小島 義徳、佐藤 久雄

新潟県議会議長 村松 二郎 様

閣僚の行動規範の徹底化を求める決議

 参議院本会議で、一川防衛大臣と山岡消費者担当大臣に対する問責決議案が可決された。
 一川防衛大臣は就任前に、「安全保障については素人だが、これが本当のシビリアンコントロールだ」と、文民統制の意味をはき違えた発言で、「閣僚失格」を露呈するとともに、その後も職務への真剣さや誠実さを疑わせる発言が目立っているばかりか、ブータン国王夫妻を歓迎する宮中晩さん会を欠席して、民主党議員の政治資金パーティーに出席し、宮中行事や国王夫妻を軽視するような発言を行い批判を浴びている。
 また、山岡消費者担当大臣は、自身が代表を務める民主党支部が、マルチ商法の健康食品会社から45万円の政治献金を受け取り、後に返金しながら政治資金収支報告書に記載しないなど、マルチ商法に関わる多くの疑惑があるとともに、不適切発言も多くあり、両大臣とも閣僚としての適性が問われている。
 加えて、蓮舫行政刷新担当大臣が、ブータン国王夫妻歓迎の宮中晩さん会に出席した際、宮中で携帯電話を使用していたことが批判されるなど、閣僚の品位が疑われる行動が多く見受けられる。
 野田総理は、「閣僚の任命に当たっては、政治家としての経験と蓄積、政策能力などを勘案し、それぞれ適格であるとの判断に基づき任命した。閣僚として職務を着実に遂行しており、任命責任を問われるものではないと考えている。」と擁護するとともに、自らの任命責任を否定しているが、連立政権を組む国民新党からも、一川防衛大臣の罷免を求める意見が出るなど、問責決議を受けた両大臣に対し不適任との声が高まっている。
 よって本県議会は、一川防衛大臣及び山岡消費者担当大臣を即刻罷免することを求めるとともに、全ての閣僚が自覚をもって品位ある行動をとるよう強く求めるものである。
 以上、決議する。

 平成23年12月22日

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