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平成23年6月定例会(第21号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003948 更新日:2019年1月17日更新

平成23年6月定例会で上程された発議案

日本海国土軸の形成を求める意見書

第21号発議案

 日本海国土軸の形成を求める意見書

上記議案を別紙のとおり提出します。

平成23年7月15日


提出者

上杉 知之、大渕 健、、市川 政広

賛成者

高倉 栄、梅谷 守、石塚 健
内山 五郎、長部 登、小山 芳元
青木 太一郎、松川 キヌヨ、佐藤 浩雄
横尾 幸秀、若月 仁

新潟県議会議長 村松 二郎 様

日本海国土軸の形成を求める意見書

 このたびの東日本大震災では、東北地方の太平洋沿岸部において、道路、鉄道、港湾、空港などのインフラが甚大な被害を受け、また、企業の生産拠点も多数被災するなど、日本の経済活動全体に大きな影響を及ぼした。
 このような状況下、被災地への支援物資の輸送に当たっては、新潟港をはじめとする日本海側の港湾がその受け入れ拠点となり、日本海側の道路網、鉄道網は被災地への物流、人の移動の重要なルートとなった。また、新潟空港からは多くの中国人避難者が緊急出国し、大きな役割を果たした。
 今後の東北地方の復興に当たっては、これらの経験を踏まえ、太平洋側の復興と同時に、大規模災害時における相互補完機能を確立するため、日本海側の国土軸の形成にも、あわせて取り組んでいく必要がある。
 よって国会並びに政府におかれては、東北地方の復興に当たり相互補完機能を有する日本海国土軸を形成するため、下記の事項について特段の措置を講じるよう強く要望する。

  1. 日本海沿岸東北自動車道のミッシングリンクを早期に解消すること。また、上信越自動車道、磐越自動車道の4車線化を早期に実現すること。
  2. 羽越本線及び磐越西線の高速化などにより鉄道網の強化を図ること。
  3. 新潟港及び直江津港について港湾機能の強化を図ること。
  4. 新潟空港について航空路の拡充及び施設整備に努めること。
    以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成23年7月15日

新潟県議会議長 村松 二郎

衆議院議長 横路 孝弘 様
参議院議長 西岡 武夫 様
内閣総理大臣 菅 直人 様
総務大臣 片山 善博 様
国土交通大臣 大畠 章宏 様
国家戦略担当大臣 玄葉 光一郎 様

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