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平成23年2月定例会(陳情第14号)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003199 更新日:2019年1月17日更新

第14号 平成23年2月16日受理 総務文教委員会 付託

教科用図書調査研究に関する陳情

陳情者 新しい歴史教科書をつくる会新潟県支部 支部長 平野孝國

(要旨)

 教科書採択に関して、国の教科用図書検定調査審議会は「教科書の改善について(報告)」(平成20年12月25日付)において「公正かつ適切な教科書採択」を提言し、これを受けて文部科学省は平成21年3月30日付で「教科書の改善について(通知)」(20文科初第8075号)を出した。この通知には「教科書の採択にあたっては、教科書の装丁や見映えを重視するのではなく、内容を考慮した、十分な調査研究が必要であること」「教育基本法等の改正や新しい学習指導要領の趣旨を踏まえた『教科書改善に当たっての基本的な方向性』を参考にし、各採択権者の権限と責任の下、十分な調査研究が行われ、適切な採択がなされること」などが提示されている。
 平成18年に改正された教育基本法は、その第2条の教育の目標で達成目標を掲げ、新学習指導要領の総則でも同様の趣旨が定められている。教育の目標を達成するためには、教科書選定に当たり、教科書の記述内容が教育基本法の改正や新学習指導要領の趣旨をどのように反映しているかを調査研究することが極めて重要であると考える。
 ついては、貴議会において、教科用図書調査研究の観点として、教科書の内容をより重視すること及び「教育基本法等の改正や新しい学習指導要領の趣旨がどのように反映されているか」という点を重視することに配慮されたい。

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