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平成22年6月定例会(陳情第5号)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003778 更新日:2019年1月17日更新

第5号 平成22年5月21日受理 厚生環境委員会 付託

介護保険で訪問カット等が適用できるよう求める意見書提出に関する陳情

陳情者 全日本訪問美容支援協会 会長 伊勢田 優

(要旨)

 我が国では、今後、人口に占める高齢者の割合がさらに増えることが確実である。
 身体又は精神的障がいのある高齢者に対し、介護保険の給付で行われている居宅での訪問介護、訪問入浴介護等と同じように、疾病その他の理由により理美容所に行くことが困難な高齢者等に対し、訪問カット等の必要性が増大すると予想される。
 現在、多くの市町村及び特別区が行っている訪問理美容サービス助成事業では、身体又は精神的障がいがある在宅高齢者に対し、訪問カット等の一部費用の助成がなされている。
 しかし、市町村又は特別区によっては、身体又は精神的障がいの程度による助成対象者への格差があり、また、助成額も統一されていないのが現状である。
 こういった実情を踏まえ、住んでいる地域による格差を是正し、制度化した助成事業を考え、社会保障の一環として介護保険に一体化するよう緊急に見直す必要があると思われる。
 ついては、貴議会において、身体又は精神的障がいのある高齢者に対する介護保険の給付基準を緩和し、受給者の心身の健康保持や生活改善に不可欠な訪問カット等の介護保険の適用を求める意見書を国に提出されたい。

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