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平成22年2月定例会(陳情第1号)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0002651 更新日:2019年1月17日更新

第1号 平成22年1月12日受理 総務文教委員会 付託

イスラエルによるガザ封鎖に対する即時解除を求める意見書提出に関する陳情

陳情者 新潟YWCA 会長 内海公子

(要旨)

 イスラエルによるガザ大侵攻から1年が経過した。あの侵攻により1,300人以上のパレスチナ人が死亡(内、子供が3分の1)、5,300人以上が負傷、10万人が家屋倒壊の被害を受けた。
 その後、ガザではイスラエルによる恒常的な封鎖によって物資は入らず、多くの家屋はもとより学校や病院さえ再建作業はほとんど進展していない。窓にはガラスがないまま寒い冬が始まった。毎日8時間の停電が続き、燃料不足も深刻である。ガザの状況は現在も一向によくなっていない。ガザの人々、特に女性や子供の権利が著しく侵害されている現状に、私たちも黙っていられない。ガザに正義に基づく平和がもたらせるよう、日本政府がイスラエル政府に対して緊急の処置をするよう、日本政府が積極的行動を執られるよう、地方から発信していただきたいのである。
 政府との対話を大切にしながら地方分権を目指す知事の熱い思いとともに、この陳情が聞き届けられて、日本政府が世界の平和を作り出すリーダーとなれるよう要望するものである。
 ついては、貴議会において、今なお続くイスラエルによるガザの封鎖に対し、日本政府が人道的観点を最優先し、封鎖解除等に向けて積極的行動を執ることを求める意見書を国に提出されたい。

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