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平成21年12月定例会(請願第3号)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0001630 更新日:2019年1月17日更新

第3号 平成21年11月25日受理 総務文教委員会 付託

私立学校に通う子どもたちが安心して学び続けられるようにするための意見書提出等に関する請願

請願者 新潟県私学の公費助成をすすめる会 会長 宮下弘治 外169,981名

紹介議員 梅谷 守君 石塚 健君 進 直一郎君 大渕 健君 内山五郎君
               宮崎増次君 竹山昭二君 佐藤信幸君 市川政広君 若月 仁君
              小山芳元君 竹島良子君 志田邦男君 佐藤浩雄君 長谷川きよ君 吉沢真澄君

(要旨)

 私立学校は、建学の精神に基づいて教育を進める公の教育機関として、独自の伝統、教育システムに基づく教育を提供し、各地で教育改革に積極的な役割を果たし、公立学校とは異なる重要な存在意義を持っている。
 しかし、私立学校の学費は、私立高校生の2009年度初年度納付金の平均で51万7,213円と、公立高校初年度学費の4倍を超え、私立学校の生徒・保護者にとって耐え難いものになっている。特に昨今の厳しい経済情勢のもとで、学費が払えずに学校を辞めざるをえない生徒、深刻な滞納を抱える生徒が目立っており、また、私立学校に魅力を感じながらも多くの生徒が私立学校への進学を断念せざるをえない現状にある。
 こうした生徒・保護者の深刻な学費負担を軽くし、私立学校教育本来のよさを一層発揮していくためには、学費の公私格差を是正し、私立学校の高い学費を抑え、教育条件の維持向上を図ることが重要である。
 ついては、貴議会において、次の事項について配慮されたい。

  1. 私立高校に子供を通わせる保護者の学費負担を軽減するため、学費軽減制度の拡充を図ること。
  2. 私立高校に対する経常費の助成を増額すること。
     また、高校卒業後の進路を保障するため、大学生、短期大学生及び専門学校生に対する給付制の奨学金の実施を求める意見書を国に提出されたい。

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