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平成18年6月定例会(第22号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003982 更新日:2019年1月17日更新

平成18年6月定例会で上程された発議案

北朝鮮の軍事挑発に関する意見書

第22号発議案

  北朝鮮の軍事挑発に関する意見書

    上記議案を別紙のとおり提出します。

平成18年7月14日

提出者   中原 八一、小川 和雄、岩村 良一
            佐藤 純、柄沢 正三、村松 二郎
            小野 峯生、帆苅 謙治、天井 貞

賛成者   小島 義徳、桜井 甚一、小林 林一
            西川 洋吉、佐藤 莞爾、沢野 修
            皆川 浩平、斎藤 隆景、金谷 国彦
            江口 俊一、早川 吉秀、木村 一男
            尾身 孝昭、中野 洸、小野 忍
            目黒 正文、三林 碩郎、上村 憲司
            長津 光三郎、渡辺 惇夫、種村 芳正
            西川 勉、石井 修、東山 英機
            高橋 正、三富 佳一、星野 伊佐夫
            嵐 嘉明、布施 康正、大渕 健
            竹山 昭二、杉田 弘美、佐藤 信幸
            市川 政広、近藤 貞夫、松川 キヌヨ
            青木  太一郎、宮原 典子、志田 邦男
            内山 五郎、中川 カヨ子、片野 猛

新潟県議会議長 佐藤 元彦 様

北朝鮮の軍事挑発に関する意見書

 北朝鮮のミサイル発射準備が伝えられてから、我が国や米国を始め、関係国が再三に亘り警告を発し、中止を求めてきた。
 しかしながら、去る7月5日に北朝鮮はこれらを一切無視して長距離弾道ミサイル・テポドン2号を含むミサイル7発を発射するという暴挙に及んだことは、わが国の安全保障のみならず、北東アジアの平和と安定を脅かす挑発行為であり、国際社会に対する重大な挑戦である。
 ミサイルはいずれも我が国から数百キロメートルの日本海に着弾し、幸いにして直接的な被害はなかったものの、北朝鮮は核兵器保有をも宣言していることから、その運搬手段のミサイルの発射は、我が国にとって深刻な脅威となっている。
 また、北朝鮮は今回のミサイル発射を「自衛的国防力強化のための正常な軍事訓練の一環」として、「発射訓練の継続」を主張し、現にテポドン2号の発射準備とも受け止められる動きが日米の偵察衛星によって確認されている。
 こうした北朝鮮に対しては、経済制裁の発動など国際社会が協調して圧力をかけていく一方で、北朝鮮のミサイルの脅威に対抗すべく、現在、日米が共同で進めている弾道ミサイル防衛システム計画を加速し、レーダー監視網やミサイル迎撃装備の強化を図ることが喫緊の課題である。
 よって国会並びに政府におかれては、北朝鮮のあらゆる行動に備え、我が国の防衛力強化に万全を期されるよう強く要望する。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成18年7月14日

新潟県議会議長 佐藤 元彦

衆議院議長 河野 洋平 様
参議院議長 扇 千景 様 
内閣総理大臣 小泉 純一郎 様
外務大臣 麻生 太郎 様
財務大臣 谷垣 禎一 様
経済産業大臣 二階 俊博 様
国土交通大臣 北側 一雄 様
防衛庁長官 額賀 福志郎 様

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