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平成15年6月定例会(第13号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0002395 更新日:2019年1月17日更新

平成15年6月定例会で上程された発議案

精神障害者社会復帰施設国庫補助金の拡充を求める意見書

精神障害者社会復帰施設国庫補助金の拡充を求める意見書

 国は今年度からスタートした「新障害者プラン」に基づき精神障害者の社会復帰を支援する施策を推進することとしている。
 現在、各自治体においても、そのプランを踏まえ、地域におけるサービス基盤の整備を計画的かつ積極的に進めているところである。
 しかるに、今年度の施設整備に係る国庫補助金の内示状況は、全国で新規要望が148件あったにもかかわらず、財政難を理由に採択されたのは、4分の1のわずか35件にとどまり、関係者は大きな衝撃を受けている。
本県分についても、整備を希望していた4施設すべてが不採択であり、同様に1施設も採択されなかった都府県及び政令指定都市は、本県を含め27自治体となっている。
 今後もこのような状況が続くとなると、精神障害者の社会復帰対策そのものの停滞が強く懸念されるところである。
 よって国会並びに政府におかれては、今年度の精神障害者社会復帰施設整備に係る財源を補正予算で確保するとともに、来年度以降についても十分な予算措置を講じられるよう強く要望する。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成15年7月11日

新潟県議会議長 西川 勉

衆議院議長 綿貫 民輔 様
参議院議長 倉田 寛之 様
内閣総理大臣 小泉 純一郎 様
財務大臣 塩川 正十郎 様
厚生労働大臣 坂口 力 様

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