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平成14年6月定例会(第20号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0001425 更新日:2019年1月17日更新

平成14年6月定例会で上程された発議案

高規格幹線道路網の整備に関する意見書

高規格幹線道路網の整備に関する意見書

 高規格幹線道路(高速道路)は、ネットワーク化されてこそ本来の機能を十分に発揮するものであり、とりわけ、日本海側における物流の機軸をなす日本海沿岸東北自動車道は、北陸自動車道と一体となって「日本海国土軸」を形成し、北東アジア経済圏の実現にも大きな役割を果たすなど、国土政策上極めて重要なインフラである。
 また、地方分権の時代に、それぞれの地域が自立的な発展を図るとともに、地域間の経済・文化交流を活発化し、魅力ある地域づくりを推進するため、高速道路網の整備は必要不可欠となっている。
 こうした中、今後の高速道路整備の在り方や、その整備手法等についての十分な政策的議論が行われないまま、道路関係四公団の民営化や国費投入の廃止等の方針が決定されたことについては、納得しがたいものがある。
 現在進められている「道路関係四公団民営化推進委員会」の検討に当たっては、地方の実情をつぶさに把握し、その意見を反映するとともに、ただ単に採算性だけでなく、国土政策の観点からの議論も十分に行い、高速道路ネットワークを早期に完成すべきである。
 よって国会並びに政府におかれては、引き続き国の責任において、日本海沿岸東北自動車道等の高速道路整備を着実に推進されるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成14年7月12日

新潟県議会議長 東山 英機

衆議院議長 綿貫 民輔 様
参議院議長 倉田 寛之 様
内閣総理大臣 小泉 純一郎 様
財務大臣 塩川 正十郎 様
国土交通大臣 扇 千景 様
行政改革担当・規制改革担当大臣 石原 伸晃 様

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