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平成14年2月定例会(第8号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0004032 更新日:2019年1月17日更新

平成14年2月定例会で上程された発議案

鈴木宗男衆議院議員の疑惑の徹底究明と国会議員の政治倫理の確立を求める決議

鈴木宗男衆議院議員の疑惑の徹底究明と国会議員の政治倫理の確立を求める決議

 先の衆議院予算委員会において、鈴木宗男議員の北方四島住民支援事業での入札への関与をはじめとして、政治献金や私設秘書問題等数々の疑惑について証人喚問が行われた。
 その中で、我が国のこれまでの外交認識を覆す「北方領土が返還されても国の利益にならない」と発言したとする外務省内部文書の存在が明らかになった。
 鈴木議員には、さらに外務省職員への暴行疑惑等が浮上する等、政治家としての資質そのものに疑問を感じるとともに、国民の同議員への疑惑はいまだ大きく、事件の徹底究明を行わなければならない。
 また、この他の国会議員においても、秘書等の逮捕事件が発生する等モラルの著しい低下が見られ、国民の間では政治への不信感が大きいことから、政治倫理の確立を強く求めるものである。
 よって本県議会は、国民の政治不信を回復するため、鈴木宗男衆議院議員の疑惑の徹底究明を強く求め、疑惑が真実であるならば鈴木議員の辞職を要求するとともに、国会にあっては、政治家の良心と責任感をもって政治活動を行うべく、議会政治の根幹である政治倫理の確立を、改めて、強く求めるものである。

 以上、決議する。

 平成14年3月22日

新潟県議会 

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