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平成19年9月定例会(請願・陳情)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0002655 更新日:2019年1月17日更新

陳情 第7号

第7号 平成19年9月14日受理 厚生環境委員会 付託

新潟県重度心身障害者医療費助成事業に関する陳情

陳情者 新潟県腎臓病患者友の会 会長 佐々木 隆

(要旨)

 慢性じん不全により自力で血液浄化が不可能になった私たち透析患者は、1日置きに通院して人工透析治療を受けなければ健常者に近い生活はできず、治療の間隔が開くと生命の維持にも影響が出てくる。
 新潟県で実施している重度心身障害者医療費助成事業(県単医療費助成)は、私たち透析患者にとっては大変救いとなる制度として感謝している。
 ところが、今年度「医療と健康福祉のあり方懇談会」が設置され、県単医療費助成の在り方等が検討されている。
 私たち透析患者は、近年、治療食が自己負担になったり、通院のために多額の出費を余儀なくされたりしている。そのうえ、平成20年4月からは後期高齢者医療制度が発足し、後期高齢者は保険料の負担が生じる。65歳以上の障害者は選択制とはいえ、この制度に加入すると、やはり保険料の負担が生じる。それに加えて、障害者の雇用状況は厳しく、働きたくとも働く場所のない状況が続いている。
 県単医療費助成は、私たち透析患者にとっては大変有り難い制度である。この制度が後退しないようにと祈るような気持ちでいる。
 ついては、貴議会において、新潟県重度心身障害者医療費助成事業における透析患者の医療費助成を後退させないよう配慮されたい。

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