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平成19年2月定例会(請願・陳情)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0002541 更新日:2019年1月17日更新

請願 第4号

第4号 平成19年2月15日受理 総務文教委員会 付託

公立高等学校の授業料の据置きと奨学金の新規採用枠拡大を求めることに関する請願

請願者 教育をよくする新潟県民会議 代表委員 矢野教

紹介議員 斎藤喜和君

(要旨)

 総務省は昨年末に公立の高等学校授業料と幼稚園保育料の基準額を引き上げると公表した。今年が3年に1度の見直しの年に当たり、月額の増は300円とはいえ、来年度の入学生からは年額で115,200円から118,800円となる。現在、依然上向かない新潟県経済の中で格差が問題とされる中、深刻な雇用状況を反映して授業料減免措置を受ける者が増加し、経済的な理由で中途退学を余儀なくされたり、絶好の学習機会である修学旅行参加を辞退したりする者が増加している。働きながら学べる夜間定時制も数えるほどになった。このままでは、経済的な理由だけで生徒の進路選択が狭められ、自己実現の機会を奪ってしまう状況にもなりかねない。私たちには、次の世代の担い手を育成していく社会的責任があり、社会の持続的な発展の面から考えても、よりよい就学環境を整備していく必要がある。
 ついては、貴議会において、次の事項に配慮されたい。

  1. 公立高等学校の授業料は現行のまま据置きにすること。
  2. 教育委員会が要求している県奨学金貸付金事業を更に充実させること。

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