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平成17年請願第2号

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003427 更新日:2019年1月17日更新

第2号 平成17年2月17日受理 総務文教委員会 付託

子供たちにゆきとどいた教育を、少人数学級の拡大を求めることに関する請願

請願者
 教育をよくする新潟県民会議 代表 矢野 教 外39,394名

紹介議員
 斎藤喜和君 塚野 弘君 長部 登君 桝口敏行君 米山 昇君 小山芳元君 近藤貞夫君 佐藤浩雄君
 松川キヌヨ君 青木太一郎君

(要旨)

 今、いじめ、不登校、中途退学者に加えて、学級崩壊や暴力の低年齢化などの現象が社会的問題となっている。また、基礎的、基本的知識を基に自ら課題を見付け主体的に判断し行動する力の育成、命の大切さの指導の徹底のためには、一人一人の子供たちにじっくりと向き合い、悩みに耳を傾けたり、個別に指導を行ったりすることが重要である。そのためには現在の40人という学級編成の中では限界がある。
 新潟県では2001年度から小学校1・2年生において、32人程度の少人数学級が実現した。教職員からは、子供たち一人一人に目が行き届くようになった、保護者や地域の方からは、きめ細かな指導をしてもらえると少人数学級を評価する声が上げられている。山形県や長野県では、小学校の全学年で少人数学級を実施したところ、大きな成果が上げられているとの報道もあった。少人数学級による教育的効果が明らかになった今こそ、少人数学級の拡充を図るべきである。
 教育は未来の先行投資である。
 ついては、貴議会において、子供たち一人一人に行き届いた教育の実現を図るため、次の事項に配慮されたい。

  1. 新潟県独自による少人数学級の拡充を図ること。
  2. 小・中・高等学校で30人以下学級の実現に向け、国の学級編制基準の改善を強く求めること。

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