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平成15年請願第4号

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0002201 更新日:2019年1月17日更新

第4号 平成15年6月17日受理 総務文教委員会 付託

新潟市におけるスケート競技場整備に関する請願

請願者
 新潟県スケート連盟 会長 岡本�粡一

紹介議員
 佐藤 純君 桜井甚一君 小林林一君 西川洋吉君 佐藤莞爾君 岩村良一君 目黒正文君 三林碩郎君 石井 修君 東山英機君

(要旨)

 新潟市笹口のスケート競技場「ニイガタアイスリンク」が設備の老朽化により、平成15年5月に営業を終了したため、下越地方にはスケート競技場の設備が無くなった。
 32年間、新潟市民及び近隣市町村の住民に親しまれ、身近なウインタースポーツを体験できる場として利用されてきたスケート競技場では多くの愛好者が育ち、平成15年4月現在の定期的な利用団体はアイスホッケークラブ5団体、フィギュアスケートクラブ2団体、スケート教室3団体の合計10団体、300名弱の利用があった。中でも学生を中心とした団体など、5年後の国民体育大会を目指す選手も多く、アイスホッケークラブでは新たなジュニアチーム結成へと準備が進んでいる。
 しかし、氷上でしか練習できない競技にもかかわらず、肝心な競技練習場を失い、スケートの普及活動も、選手育成活動も、現状では例年のように進めることができない。
 県内には、上越市と柏崎市にスケート競技場が整備されているが、営業期間は冬期間に限られ、それぞれに地域の利用者・愛好者も多く、交通事情や営業時間を考慮すると新潟市からの利用には限界がある。交通事情のよい夏期でも、他県へ移動しての練習は選手や家族への負担が多い状況で、これ以上の負担を強いることもできない。
 スポーツ振興に理解ある新潟県、中でも県庁所在地である新潟市におけるスケート競技の振興は、スケート競技場の整備無くしては成し得ない状況である。雪国新潟の冬を楽しむ施設としても多くの住民が望む施設なのではないだろうか。
 ついては、貴議会において、次の事項について配慮されたい。

  1. スケートの普及活動及び選手活動を継続していくための支援として、スケート競技場の環境を整えること。
  2. 将来的には、新潟市内でスケートの大会が開催できるよう、スケート競技場を建設すること。

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