ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
新潟県議会 トップページ > 分類でさがす > 県政情報 > 議会 > 新潟県議会 > 県議会の動き > 定例会等の情報 > 平成19年12月定例会(地域力向上・広域行政対策特別委員長報告)

本文

平成19年12月定例会(地域力向上・広域行政対策特別委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0001543 更新日:2019年1月17日更新

平成19年12月定例会 地域力向上・広域行政対策特別委員長報告(12月5日)

委員長 尾身 孝昭

 地域力向上・広域行政対策特別委員会における9月定例会以降の調査経過について、御報告申し上げます。

 本特別委員会は、11月9日に会議を開催し、地域力を支える地域交通の在り方について調査を行いました。

 最初に、総務管理部長から過疎地域における交通の現状と対策について、土木部長から地域の道路整備等の状況について、交通政策局長から地方バス及び地方鉄道についてそれぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。

 まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。

  1. 県道や生活道路における歩道の整備状況と整備推進の必要性について
  2. モノレールやLRTなど新たな交通体系導入の考えの有無について
  3. 平成20年度予算における冬期集落保安要員の設置要件の考え方と制度維持の必要性について
  4. 信越線のミニ新幹線構想に係る取組状況について
  5. スキー観光客への影響も踏まえた在来線の冬期不通防止に係るJR東日本への要請強化の必要性について
  6. 道路除雪に関連して
    • 冬期間不通となる国道252号の通年通行化に向けた除雪実施や防雪施設整備の必要性について
    • 住民の生活時間帯を考慮した国・県・市町村間の連携のとれた除雪実施の必要性について
    • 登下校時に間に合う歩道除雪に向けた機材増強等の考えの有無について
    • 歩道除雪における地域住民の協力推進に向けた取組の必要性について
  7. 地域におけるバス運行に関連して
    • 商店街によるバス運行に対する補助の可能性について
    • 空時間帯におけるスクールバスの活用の検討について
    • 路線バス運行の規制緩和による新規参入の状況について
  8. 県の過疎代行事業に関連して
    • 減少傾向とも見られる市町村道整備の現状と今後の方向性について
    • 低い道路改良率にとどまる過疎地域に対する積極的な対応など市町村合併を考慮した1市町村1事業基準の柔軟な運用の必要性について
  9. 佐渡汽船の小木・直江津航路に関連して
    • いわゆる五者協議における協議内容と今後の改善策のスケジュールについて
    • 厳しい経営状況に起因する減便問題の早期解決の必要性について

 次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。

  1. 地域交通におけるバス運行については、減少傾向の続く利用者数など安定的な継続に向けての課題が多いものの児童生徒や高齢者にとって欠くことのできない移動手段であるので、地域住民のニーズを踏まえたバス運行補助の継続など積極的な支援に努めるべきとの意見。
  2. 佐渡汽船の運航については、佐渡市の住民にとって利便性に欠ける時刻設定との指摘も側聞されるので、乗船率の向上を図る観点からも最大出資者であることを踏まえ、住民意見の十分な聴取と反映によるダイヤ改正に努めるよう強く働きかけるべきとの意見。

 以上をもって報告といたします。

平成19年12月定例会(委員長報告)
議会情報項目一覧に戻る