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平成17年2月定例会(生活安全対策特別委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0002731 更新日:2019年1月17日更新

平成17年2月定例会 生活安全対策特別委員長報告(2月21日)

委員長 柄沢 正三

 生活安全対策特別委員会における12月定例会以降の調査経過について、御報告申し上げます。

 本特別委員会は、1月24日に会議を開催し、交通安全対策について及び冬期の道路交通確保について調査を行いました。
 最初に、警察本部交通部長から交通安全対策について土木部長から交通安全施設整備の実施状況について県民生活・環境部長から交通安全運動の取組等について、土木部長から冬期の道路交通確保の実施状況についてそれぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。

 まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。

  1. 交通安全対策に関連して
    • 交通安全運動の実施に当たって各種団体の連携を強化する必要性について
    • 自動車運転免許更新時における交通安全協会への入会促進に向けた取組の必要性について
    • 北陸自動車道新潟中央ジャンクションで多発する事故を防止するため関係機関と連携し施設改良に一層取り組む必要性について
    • 増加傾向にある交通事故発生件数が平成15年において前年より減少した原因について
    • 高齢者の交通死亡事故の主な原因について
    • 災害派遣や万景峰号の入港警備が交通取締の実施に及ぼした影響について
    • 事故の発生が多い夏場や事故多発地帯における交通取締に一層努める必要性について
    • いわゆる交通バリアフリー法に基づくバリアフリー化の取組状況と費用対効果を検証する必要性について
    • 運転中の携帯電話等の使用による交通事故の発生状況と違反者の検挙率について
    • 高齢者の自転車運転時における交通事故の発生状況と事故防止対策について
    • 道路標識や信号機などの交通安全施設や歩道の設置に係る予算の確保に努める必要性について
    • 道路のバリアフリー化を関係機関と連携し更に進める必要性について
  2. 冬期の道路交通確保に関連して
    • 降雪による被災地の道路交通確保の現状と今後の取組状況について
    • 災害や除雪に対応する地域機関への支援の必要性について
    • 道路除雪に関する県と市町村の連携を更に強化する必要性について
    • 県道の除雪権限を市町村へ委譲するなど地域における一体的な道路除雪の実施に向けた体制を検討する必要性について

 次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。

1 高齢者の交通事故防止に当たっては、加齢により運動能力の低下も見られることから、自動車の運転技術の確保や安全運転意識の向上が重要であるので、各地区で開催する講習会への参加や自動車運転免許の更新時における交通安全講習の受講の促進に一層取り組むべきとの意見。
 また、歩行中や自転車運転中に交通事故により死傷する高齢者が多いことから交通安全に対する意識の醸成を図ることが重要と思われるので、より多くの高齢者に対する安全教育を積極的に推進すべきとの意見。

 なお、本特別委員会は、去る1月27日、28日の両日にわたり、越路中学校における新潟県中越大震災の被害状況と復旧の取組について、小千谷地域消防本部における新潟県中越大震災における活動状況と災害時における危機管理体制整備について、川口町及び山古志村災害対策本部における新潟県中越大震災の被害状況と生活再建に向けた取組について、長岡警察署における新潟県中越大震災における被災地域の安全安心対策について、行政視察を実施したところであります。

 以上をもって報告といたします。

平成17年2月定例会(委員長報告)
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