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平成15年12月定例会(建設公安委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0001566 更新日:2019年1月17日更新

平成15年12月定例会 建設公安委員長報告(12月19日)

委員長 柄沢 正三

 建設公安委員会における付託案件の審査経過並びに結果について御報告申し上げます。

 まず、土木部関係として

  1. 日本海沿岸東北自動車道については、国が示した高速道路の未整備区間の必要性に関する評価において必要性が低いとされたことから、整備の大きな遅れが懸念されるので、日本海側における幹線道路としての重要性を訴えるなど、整備促進を国に一層強く働きかけるべきとの意見。
  2. 入札制度の改善に当たっては、公募型の入札の拡大や入札予定価格の事前公表の試行などにより、競争性と透明性の確保に努めているが、良質な工事の施工の確保という視点も重要と思われるので、競争性とともに公共工事の品質確保に配慮すべきとの意見。
  3. 県立野球場の建設に当たっては、本県の野球文化の振興拠点として本来の野球競技機能に加えて、野球文化を広く楽しむ観点からの幅広い検討が重要と思われるので、関係部局と連携して遊び性やアミューズメント性にも力点を置いた本県独自の特色ある施設の在り方を一層検討すべきとの意見。

 次に、港湾空港局関係として

  1. 新潟空港の滑走路3,000メートル化に向けては、国から示された整備指針(案)において事業を評価する各項目の評価基準の達成が新規事業採択の必要条件とされたことから、克服すべき課題が明確になったので、具体的な数値目標を設定したうえで、各課題の克服に積極的に取り組むべきとの意見。
  2. 直江津港については、大口荷主の取扱港の変更により、外貿コンテナ貨物取扱量が前年度に比べ大幅に減少していることから、他の港湾を利用する場合と比較して荷役料金が割高であることが要因と思われるので、他港の状況を調査したうえ、荷役料金の見直しを含めた港湾の利用促進に一層努めるべきとの意見。

 次に、公安委員会関係として

  1. 県内の治安回復に向けては、犯罪発生件数の増加や検挙率の低下により治安情勢が極めて憂慮すべき状況にあるので、警察に対する治安回復への県民の大きな期待にこたえるためにも、新潟県緊急治安対策プログラムの着実な実行に努められたいこと。
  2. 通学路における安全対策に当たっては、危険箇所の点検やパトロール等を行っているが、警察と地域住民が一体となって取り組むことにより一層効果が高まると思われるので、関係機関と連携して地域住民との協力体制の確立に積極的に取り組むべきとの意見。

 以上が、審査の過程で述べられた主な要望・意見の概要であります。

次に、議案採決に先立ち、各党党議結果の報告を求めたところ、各党とも全議案いずれも原案賛成というものであります。
 次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、陳情の審査結果について申し上げます。
継続中の陳情平成15年第10号については、継続審査すべきものと決した次第であります。
 以上をもって、報告といたします。

平成15年12月定例会(委員長報告)
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