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平成14年2月定例会(長期計画・大型プロジェクト対策特別委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003670 更新日:2019年1月17日更新

平成14年2月定例会 長期計画・大型プロジェクト対策特別委員長報告(2月18日)

委員長 三林 碩郎

長期計画・大型プロジェクト対策特別委員会における12月定例会以降の調査経過について、御報告申し上げます。
本特別委員会は、1月24日に会議を開催し、鉄道ネットワークの整備について及び県立野球場の建設について調査を行いました。
最初に総合政策部長から鉄道ネットワークの整備について及び県立野球場の建設について、説明を聴取し、次いで質疑を行いました。

まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。

  1. 在来線の更なる利用促進を図るため市町村のまちづくりと一体なって駅機能の整備等に取り組む必要性について
  2. 北陸新幹線の整備に関連して
    • 計画全体の整備見通しが不透明な中にあって県の財政負担を継続していくことに対する懸念について
    • 県の財政負担がピークを迎える年度とその額の見通しについて
    • 全国における並行在来線の厳しい運営状況に対する県の認識について
    • 並行在来線を運営する第三セクター設立に伴う沿線市町村の財政負担と国による財政支援措置の見通しについて
    • 新幹線の開業に伴い多大な影響が懸念されるほくほく線の今後の経営に対する県の対応方針について
  3. 羽越本線の高速化・新幹線直通運転化構想に関連して
    • 羽越本線の高速化と併せた新幹線の新潟空港乗り入れの実現に積極的に取り組む必要性について
    • 整備に当たっての地域負担に係る財源フレームの見通しについて
    • 構想の早期実現に向けた需要喚起等を図るため沿線の地域振興の取組を促進する必要性について
  4. 県立野球場の建設に関連して
    • 県内主要野球場の利用状況を踏まえた中での県立野球場建設の最大の目的について
    • 平成20年度までの供用開始に向けた年度別の事業費とその財源の見通しについて
    • 平成21年の二巡目国体における県立野球場での試合数の見込みについて
    • 建設に係る財源として電源三法交付金を充当することの是非について
    • 施設運営に係る具体的な収支見通しの検討状況とその公表時期について
    • 本県の気象条件等を十分に踏まえて施設の利便性や効率性を確保するために施設形態を屋根付きとする必要性について

 次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。

1 県立野球場については、平成21年の二巡目国体での使用を目指して建設を進めることとしているが、現在の県財政の危機的状況を踏まえると、不急と思われる新規の投資的事業は当面行うべきではないと考えられるので、施設建設の必要性は理解するものの、財政健全化が一定程度図られるまでの間、建設計画の一時凍結を検討すべきとの意見。
 一方、県民アンケートの結果等から施設建設に対する県民の期待も高く、野球を通じたスポーツ振興をはじめとして多大な効果が見込まれる施設であるので、全国に比べて県立のスポーツ施設の整備が立ち後れている現状からも、方針どおりに建設計画を推進すべきとの意見。

 以上をもって報告といたします。

平成14年2月定例会(委員長報告)
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