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平成15年5月臨時会(提案理由)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0001870 更新日:2019年1月17日更新

平成15年5月臨時会提出議案知事説明要旨

5月19日知事あいさつ要旨

 臨時県議会の開会に当たりまして、ご挨拶申し上げます。
 まず初めに、今般の県議会選挙において議員各位が、それぞれ地域住民の大きな期待を担われ、めでたくご当選されましたことに対し、改めて心からお祝いを申し上げます。
私はこれまで、「公正でクリーンかつ県民参加の県政」を基本姿勢に、「物の豊かさ」と「心の豊かさ」を共に享受し、県民一人ひとりが誇りを持って語ることのできる「ふるさと・新潟県」を築き上げるため、広く県民の皆様からご意見をいただきながら、豊かな自然や文化、勤勉で人情味あふれる県民性と物づくりの心がはぐくんだ豊かな産業などの本県の特性を生かし、さらには近年整備が進んでおります交通基盤や環日本海交流の拠点性など優位性を生かしながら、本県の発展を目指し県政の推進に努めてまいりました。
 さらに平成13年には、21世紀最初の10年計画となる「新長期総合計画」を策定し、少子高齢化、環境問題、産業活性化などの21世紀の本県が抱える諸課題に対応するための「にいがた未来戦略」をはじめとする諸施策を「県民起点」の理念の基、積極的に展開しているところです。
 今後とも、現下の厳しい経済情勢や、県民の環境問題に対する意識の高まり等社会の急激な変化の中にあって、「県民のために、また、県政発展のために真に必要な施策は何か」を常に心掛け、総合的な施策の展開を図ってまいりたいと考えております。
その一方、県政の当面する最重要課題として、県の行政サービスを長期的かつ安定的に提供していくための県財政の健全化があります。平成11年以降「財政健全化計画」、「財政健全化プログラム」を策定し、財政健全化を着実に進めてまいりましたが、予想以上に深刻化する構造的なデフレ経済の影響の下で、本県財政の見通しは楽観できる状況にはなく、県財政の再建は途半ばであり、いよいよ正念場を迎えるとも言えます。このため、更なる健全化への努力が必要であり、県民の皆様のご理解を得ながら、財政再建にこれまで以上に取り組んでまいる所存です。
 何とぞ、議員各位におかれましては、こうした私の県政への取組姿勢をご理解のうえ、特段のご協力を賜りますようお願い申し上げます。
また、我々地方自治体としては念願して参りました「地方分権」についても国における「三位一体の見直し」がいよいよ本格的議論の段階に入り、地方分権確立の山場を迎えようとしています。その実現についても全力を傾注して取り組んでまいる所存でありますので、議員各位からも力強いご支援を何とぞよろしくお願い申しあげます。
 以上、簡単でありますが、臨時県議会開会に当たりましてのご挨拶といたします。

5月19日説明要旨

 ただいま上程されました第101号議案は、人事に関する案件でありまして、監査委員の選任についてお諮りしたものであります。
 よろしくご審議のうえ同意を賜りますようお願いします。

 

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