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平成20年2月定例会(第18号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0002702 更新日:2019年1月17日更新

平成20年2月定例会で上程された発議案

後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書

第18号発議案

 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書

上記議案を別紙のとおり提出します。

平成20年3月19日


提出者   若月 仁、小山 芳元、竹島 良子
            佐藤 浩雄、長谷川 きよ

新潟県議会議長 長津 光三郎 様

後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書

 75歳以上の高齢者等を対象とする、他の医療保険から独立した後期高齢者医療制度が今年4月から施行される。
 同制度の実施については、会社員等の被扶養者である75歳以上の後期高齢者等への新たな負担の発生や、後期高齢者医療が従来の診療報酬とは別の体系に分けられることによる、高齢者の保険適用の医療範囲の制限や、医療内容の低下が懸念されている。
 与党では、先に述べた新たに発生する保険料負担の半年間の凍結と、その後、保険料均等割についての半年間の9割軽減措置を決定したものの、限定的な経過措置に過ぎず、同制度の実施が、高齢者の暮らしと健康保持に重大な影響を及ぼすことは必至である。
 よって国会並びに政府におかれては、年齢による差別的な医療を認める後期高齢者医療制度を廃止し、いつでも、誰でも、どこでも、平等に医療が受けられる「皆保険制度」を堅持するよう強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成20年3月19日

新潟県議会議長 長津 光三郎

衆議院議長 河野 洋平 様
参議院議長 江田 五月 様
内閣総理大臣 福田 康夫 様
財務大臣 額賀 福志郎 様
厚生労働大臣 舛添 要一 様

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