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平成20年2月定例会(請願・陳情)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0001359 更新日:2019年1月17日更新

陳情 第4号

第4号 平成20年2月8日受理 厚生環境委員会 付託

地球温暖化対策に関する陳情

陳情者 新潟県を豊かにする会 会長 関 昭一

(要旨)

 地球温暖化防止対策は、国際的な取決めを必要とし、国家の責任で解決すべき問題であり、都道府県独自の規制には限界がある。
 しかし、都道府県あるいは県民として地球に優しいエネルギーの効率的な利用、二酸化炭素などの排出抑制に努力すべきは当然のことであるが、県民への浸透は必ずしも十分でないと思われる。
 また、進行を早めている地球温暖化により平均気温が適地作物の限界点を超えれば、本県農林水産業をはじめとする産業、民生、衛生などに甚大な影響が及ぶことは必至である。九州地域の稲作の高温被害が報道されているが、10年後、20年後に本県の平均気温が最近の九州地域の気温に近づく可能性は十分にあり得ることであり、その影響は本県農林水産業のみならず、治山治水、衛生行政など多岐にわたり、事前の周到な対策無くしては県行政の対応は不可能と考えられる。
 ついては、貴議会において、地球温暖化に対する県民の理解を深めるため、次の事項に配慮されたい。

  1. 地球に優しいエネルギーの効率的な利用、二酸化炭素などの排出抑制のために、新潟県知事及び新潟県議会のイニシアティブによる県民運動を展開すること。
  2. 地球温暖化による本県農林水産業や治山治水などへの影響を想定した事前調査や対応策を講じるため、中長期的に国と連携しながら組織的に取り組むこと。

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