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令和8年度愛鳥週間用ポスター原画コンクール新潟県大会結果と作品展開催のお知らせ

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0772808 更新日:2025年9月18日更新

令和8年度愛鳥週間用ポスターコンクール新潟県大会審査結果

令和8年度愛鳥週間用ポスター原画を県内の愛鳥モデル校の小学校児童、県内の各中学校の生徒から募集し、その制作過程を通じて教育現場における野生鳥獣保護思想の高揚を図ると共に、作品の展示を通じて県民への普及啓発に努めることを目的に開催しました。
今年度は小学校から119点(8校)、中学校から109点(21校)合計228点の応募がありました。たくさんのご応募をいただきありがとうございました。

 主催:新潟県
 後援:新潟県教育委員会、新潟県野鳥愛護会、日本野鳥の会新潟県
 審査会期日:令和7年9月9日(火曜日)
 会場:新潟県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里

令和8年度愛鳥週間用ポスター原画コンクール新潟県大会の審査結果について【環境対策課ホームページ】

小学校の部

金賞 南魚沼市立上田小学校 2年 関 朝陽

小学校金賞の作品

講評
全体に色の塗り方がしっかりしていて描き方が力強く、迫力がある。輪郭を茶色で塗ることにより強調されている。翼を広げたトキの朱鷺色を、様々な色を使って表現していて、特徴がよく出ている。バックを空色にせずオレンジ色にしているところにトキのこれからへの希望を感じる。

銀賞 南魚沼市立上田小学校 4年 関 晴真

小学校銀賞の作品

講評
​猛禽類の迫力が出ていて力強さを感じる。特徴的な黄色いくちばしや、表現が難しい黒い色がよく描けている。動きがある状況を描き、生態を表現しようとしている。このポーズを選んだ、瞬間をとらえてテーマを見出したところに共感を覚える。全体と目からユーモラスに感じる。

銀賞 新潟市立紫竹山小学校 4年 百瀬 楓架

小学校銀賞の作品2

講評
​換気口の上に巣を作っているところに親鳥が餌を運んでくる姿をうまくとらえている。親鳥が翼を広げているところにまず目が行き、次にヒナが口をいっぱいに広げているところに目が行くので2度楽しめる絵。ツバメの背中の金属光沢がある色を工夫して表している。細かい部分までよく見ている。

銅賞 胎内市立中条小学校 5年 佐藤 紘葉

小学校銅賞の作品1

講評
​動きがあり、羽の一つ一つの模様を丁寧に描いている。目をネズミの方に向けて狙っているのを表現している。ハイイロチュウヒがネズミを捕ることを知っていて、生態をよく捉えている。

銅賞 胎内市立中条小学校 3年 佐藤 惺南 

小学校銅賞の作品2

講評
​木の肌の色やバックの森の色がやわらかく、新緑の季節感が出ている。観察眼がするどい。鳥をすっきりした形で描いている。たくさんある応募作品の中で、鳥が特に目立って見えた。

銅賞 阿賀野市立水原小学校 6年 吉川 恒汰

小学校銅賞の作品3

講評
​羽の模様や色を一枚一枚塗っていて、苦心して描いたのが伝わる。画面からはみ出るくらい大きく描いていて、迫力がある。爪の鋭さが特によく描かれている。

中学校の部

金賞 見附市立西中学校 2年 德橋 咲希

中学校金賞の作品

講評
​絶滅危惧種を題材にし、環境や季節を考えて描かれている。羽の表現の仕方も手がこんでいる。背景に高山の様子、足元に高山植物が描かれ、季節感がある。親鳥が上、ヒナが下に描かれ、ヒナは草むらの中で目立たないようにしている。親鳥がヒナを気遣っているように感じる。表現が鋭い。

銀賞 上越市立直江津東中学校 3年 板垣 夏緒​ 

中学校銀賞の作品1

講評
​ヤマドリの羽の美しさと背景の一体感があり、ポスターとして技術、表現力がある。背景に光が差し、幻想的な雰囲気がある。ヤマドリがなかなか見られない鳥であるため、幻想的な雰囲気と合っている。

銀賞  新潟市立新津第一中学校 3年 佐伯 芽唯

中学校銀賞の作品2

講評
​細かく描かれていてリアル。遠近感がある。桜のピンクと空の青とスズメの色の組み合わせが良い。桜の枝や花の量、配置もちょうど良い。鳥をふっくらと仕上げているのでかわいらしさを感じる。鳥に対する優しさを引き出す絵。

銅賞 五泉市立村松桜中学校 3年 轡田 美優

中学校銅賞の作品1

講評
​木の表現が細かく、上の方が細くなっていて高い木である様子を思わせる。鳥の大きさもよく表れている。シマフクロウはなかなか見に行けない鳥だが、よく描けている。文字の周りをぼかしていて、文字がはっきり出ている。ポスターとして良い。

銅賞 新潟市立大江山中学校 2年 舎川 瑠花

中学校銅賞の作品2

講評
​猛禽類の目の鋭さがよく出ている。特徴的な大きな黄色いくちばしや、羽の一枚一枚も忠実に描こうとしていることが感じられる。最後まで手を抜かず、丁寧に描かれている。

銅賞 新潟市立大江山中学校 2年 荒井 杏心​

中学校銅賞の作品3

講評
​​親鳥とヒナ、羽ばたいている姿の、異なる姿を1枚の絵に収めているユニークな作品。花を描くことによって、構成として愛情を感じる。絵具を上手に使い、ヒナもよく描けている。表現が細かく、いろいろなテクニックを使って丁寧に描いている。

結果一覧

審査結果
小学校の部 中学校の部
金賞 南魚沼市立上田小学校2年 関 朝陽 見附市立西中学校2年 德橋 咲希
銀賞 南魚沼市立上田小学校4年 関 晴真 上越市立直江津東中学校3年 板垣 夏緒
  新潟市立紫竹山小学校4年 百瀬 楓架 新潟市立新津第一中学校3年 佐伯 芽唯
銅賞 胎内市立中条小学校5年 佐藤 紘葉 五泉市立村松桜中学校3年 轡田 美優
  胎内市立中条小学校3年 佐藤 惺南 新潟市立大江山中学校2年 舎川 瑠花
  阿賀野市立水原小学校6年 吉川 恒汰 新潟市立大江山中学校2年 荒井 杏心
佳作 胎内市立中条小学校6年 富樫 美那 三条市立第三中学校3年 西野 真優佳
  新発田市立紫雲寺小学校3年 長谷川 ひなた 加茂市立若宮中学校2年 舩久保 旺来
  新潟市立浜浦小学校4年 田中 心彩 長岡市立南中学校1年 丸川 百恵
  新潟市立浜浦小学校2年 村山 実照 長岡市立大島中学校3年 大須賀 琳乃亜
  新潟市立紫竹山小学校2年 瀬戸川 文乃 柏崎市立鏡が沖中学校1年 郷 紡季
  新潟市立紫竹山小学校1年 吉田 伊音 新潟市立黒埼中学校3年 髙野 優歩

 

全体の講評は以下のとおりでした。

全体に力強く、しっかりした描き方をしている。背景や生息環境もしっかりと描かれていてよかった。
完成度が高く、惜しい作品もたくさんあった。もう少し頑張ったら賞に入る作品もたくさんあったと思う。良い作品が多く、審査が大変だった。
小学校低学年もよく描けている。努力が見える。​


なお、県大会の入選作品については、令和7年9月20日(土曜日)から10月19日(日曜日)まで、愛鳥センター2階ロビーにて展示します。また、令和8年度の愛鳥週間に合わせて春にも展示予定です。
入賞作品のうち、金賞・銀賞の作品は全国大会に応募し、そこで最優秀作品に選ばれると令和8年度愛鳥週間用ポスターとして印刷され、全国に配布されます。当センターとしても上位入賞を期待しています。

 

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