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令和6年度 新潟県内における障害者虐待の状況
「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づき、令和6年度に県内において把握された「障害者福祉施設従事者等による障害者虐待」及び「養護者による障害者虐待」の状況についてお知らせします(厚生労働省調査結果によるもの)。
1 障害者虐待の調査結果
(1)障害者福祉施設従事者等による障害者虐待

虐待が認められた事業所種別
「障害者支援施設」、「生活介護」が8件、「共同生活援助」が4件、「就労継続支援A型」、「放課後等デイサービス」が2件、「療養介護」、「自立訓練」、「就労移行支援」、「移動支援」が1件となっている。
(2)養護者による障害者虐待

虐待の内訳
- 虐待の類型は、「身体的虐待」が66.7%と最も多く、次いで「心理的虐待」が22.2%、「経済的虐待」が19.8%であった。
- 被虐待者からみた虐待者の続柄は、「父」が最も多く25.9%、次いで「母」、「夫」が21.2%、「兄弟」が14.1%であった。
2 県の取組
- 相談・通報に対しては、市町村において事実確認調査及び必要な支援や指導等が行われてお
りますが、県においては、引き続き、市町村が適切な対応等を行えるよう研修の実施等により
援助していきます。 - 障害者福祉施設等に対しても、虐待防止に関する研修等を実施していきます。
- 市町村等と連携し、障害者虐待防止に関する普及啓発を行うとともに、早期の相談・通報を
呼びかけていきます。
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