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高圧ガス容器の腐食に注意!

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0058784 更新日:2019年3月29日更新

平成27年7月に高圧ガス容器が突然破裂し、人的・物的被害が生じる事故が発生しました。
県では、高圧ガス容器を使用する際に注意するよう呼びかけています。

1.事故の概要と原因

(1)概要

平成27年7月12日、新潟市内のセルフスタンドに設置された泡消火設備の加圧用高圧窒素容器が突然破裂し、その破片等により1名が負傷し、周辺の車両6台が損傷しました。

(2)原因

  1. 直接的原因
    加圧用高圧窒素容器が長期間、雨水等にさらされやすい環境に置かれたことにより、底部が腐食、減肉し、内圧に耐えきれなくなり破裂に至ったものと考えられます。
  2. 間接的原因
    この泡消火設備は設置から事故発生までの間一度も使用されていませんでした。このような場合、加圧用高圧窒素容器については高圧ガス保安法上、定期的に容器の検査をする義務がありません。これらのことから、腐食が進行しても気づきにくかったものと考えられます。

事故発生後の泡消火設備の画像
事故発生後の泡消火設備

破裂した高圧窒素容器の画像
破裂した高圧窒素容器

2.容器を使用・保管する際の注意事項

消火設備用の高圧ガス容器に限らず、高圧ガス容器を使用したり保管したりする場合は、次の点に注意してください。

  1. 設置場所が適切か
  2. 腐食が目立っていないか
  3. 長期間使用していない容器がないか

以上の三点については定期的に確認をするようにしましょう。また、長期間使用していない容器は販売店へ返却するようにしましょう。

腐食の進む高圧ガス容器の底部の画像
腐食の進む高圧ガス容器の底部

腐食の進む高圧ガス容器の底部の拡大の画像
腐食の進む高圧ガス容器の底部の拡大図

3.関係者に注意喚起しています

県では、関係団体、高圧ガス販売事業者や高圧ガス容器を大量に貯蔵する者に注意喚起しています。

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