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【白川堰】
「白川堰」を紹介します
白川堰の様子
白川堰は、大荒川(安野川排水路新設)を安野川に付け替えるために新たに設置された堰ですが、それ以前は、新設開削された大荒川上流沿いに旧大通川が流下し、須走地内を流下する大通川に用水を取水するための須走堰がありました。
白川堰の様子その2
この堰により大通川(水原江)で阿賀野市の市街地周辺の耕地を潤し、一方で旧笹神村の耕地を潤す潟端江に分かれていました。この大荒川の工事により用水が確保出来なくなることから補償工事として白川堰が造られました。
白川堰のイメージ図
この堰は、下流の安野川が危険となったときはゲートを閉鎖し、右岸側の横越流堰から大通川方面へ洪水を流し、農地が広がる堤内地へ流下させる構造となっています。このことから、左岸堤防より右岸堤防の方が約80cm低い構造にもなっています。