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【佐渡】林業労働安全研修会が開かれました
林業における労働災害防止のため、令和7年8月29日に林業労働安全研修会が開かれました。局職員は講義で、伐倒の仕組みを含めた労働災害防止の基本を解説し、受講者の方々に意識的な安全確保の重要性について学んでもらいました。講義後は、実際に伐倒をして、講師から安全な作業についてアドバイスをいただきました。
講義では、伐倒作業における受け口、追い口、ツルそれぞれの役割を中心に解説しました。伐倒の仕組みを理解することで、意識的に労働災害を防止することができます。伐倒作業は、受け口(方向決め)→追い口(倒し)→退避の順で進みます。そのため、伐倒の際は「周囲の確認」と「退避路の確保」が最優先となります。
伐倒作業の主な災害要因は、伐倒木の予期せぬ重心移動やツル絡み、枯損木の突然の崩落などがあげられます。伐倒方向の突然の狂いは、倒木に激突するなどの重大災害につながりやすく、かかり木処理や退避行動の不徹底が多くの死亡災害の発生を引き起こしています。しかし、伐倒時にツル(切り残し)を作ることで、伐倒の方向や勢いをコントロールすることができるため、災害防止につながります。
講義後は現地で実習を行い、島内4森林組合からそれぞれ一人ずつに伐倒してもらいました。どの伐倒者も安全に目標方向に伐倒することができました。伐倒後には講師から良かった点や改善点等についてアドバイスがありました。
今後も林業における労働災害の発生防止のため、継続して支援を行ってまいります。
伐倒作業の主な災害要因は、伐倒木の予期せぬ重心移動やツル絡み、枯損木の突然の崩落などがあげられます。伐倒方向の突然の狂いは、倒木に激突するなどの重大災害につながりやすく、かかり木処理や退避行動の不徹底が多くの死亡災害の発生を引き起こしています。しかし、伐倒時にツル(切り残し)を作ることで、伐倒の方向や勢いをコントロールすることができるため、災害防止につながります。
講義後は現地で実習を行い、島内4森林組合からそれぞれ一人ずつに伐倒してもらいました。どの伐倒者も安全に目標方向に伐倒することができました。伐倒後には講師から良かった点や改善点等についてアドバイスがありました。
今後も林業における労働災害の発生防止のため、継続して支援を行ってまいります。

伐倒標準図 実習により木が倒れる様子






