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【新津】雪崩防災教育に「忠犬タマ公」の冊子が活用できます
「忠犬タマ公」冊子の表紙
「忠犬タマ公」についてご紹介します
皆さんは「忠犬タマ公」をご存知ですか。
村松公園や新潟市の白山公園、新潟駅などに「忠犬タマ公」の像があります。お気づきでしたでしょうか。
忠犬と言えば渋谷のハチ公が有名ですが、こちらのタマ公も負けず劣らずの名犬です。
タマ公は、旧村松町の早出川沿いにある暮坪集落で生まれたメスの柴犬で、早出川を少し上った中川原集落にいた刈田吉太郎さんという猟師に引き取られました。
タマ公は、昭和9年と昭和11年の二度にわたり、雪崩に巻き込まれた主人を両方の前足を血だらけにしながら掘り出して助けました。
主人の命を二度も助けたタマの活躍は、日本だけでなく世界中の新聞やラジオで報じられました。
こうしてタマは、忠犬タマ公として有名になったという感動のお話です。
「忠犬タマ公」冊子について
そんな雪崩から主人の命を二度も救ったタマ公の逸話を綴った冊子が平成27年5月に発行されました(山川栄氏著)。
冊子は、五泉市内の学校や県内の図書館などに寄贈されたほか、新津地域整備部や五泉市役所でも保有しています。
子どもにも読みやすく作られており、雪崩防災教育への活用が期待できます。
「忠犬タマ公」冊子はこちらから閲覧できます[PDFファイル/2.88MB]
白山公園のタマ公像
新潟駅構内のタマ公像
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