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75 床屋長蔵

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0053477 更新日:2019年3月29日更新

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概要・良寛とのゆかり

 萩川を境にして木村家の反対側の近所に、床屋の長蔵の家があった。
最近、長蔵が使った剃刀の入った道具箱がみつかった。個人宅。

全景写真

床屋長蔵の全景写真

床屋長蔵の画像

逸話
 長蔵は天神講の掛け軸が欲しいと頼んだが、良寛は容易に書いてくれなかった。ある時良寛が髪を剃りに行くと、長蔵は「今日こそ書いてください。豆腐屋の九之助には書いてやったそうではないですか。」と頼み込んだ。
 良寛が頭を剃ってもらっているうちに硯に紙筆を用意させて、後頭は書いてから剃るとの念の入り用。
 観念した良寛は「南無自天満大神」と在の字を抜かして書いた。在の字が抜けているという長蔵に、「お前は時々わしの頭の毛に剃り落としがあるからそれでよい。欲しければ九之助からもらいなさい。
 豆腐屋の九之助はわしが粕を買いに行くと、気前がよく、いつも一掴み負けてくれるから、この間書いてやった天神様には『南無自在在天満大神』と在の字を一つ負けておいた。」そうして良寛は急いで店を出た。
 良寛はどの宗派のお経にも精通しており、読むことができた。島崎の床屋、長蔵が「良寛さんは雑炊宗だ」というと、「うん、おれは良寛宗だな」と返したそうだ。同じように、ある日蓮宗の家に寄って他の宗派のお経を読んだところ、やめてくれと止められたとの逸話もある。(良寛は生家の菩提寺が真言宗で、曹洞宗で修行し、浄土真宗の木村家に身を寄せ、墓は浄土真宗の隆泉寺にある。)

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