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一般国道353号 石黒バイパス(柏崎市高柳町石黒)
一般国道353号は、群馬県桐生市を起点とし、十日町市を経由し柏崎市に至る幹線道路です。
沿線住民の唯一の生活道路であることに加え、広域市町村圏の中心都市である柏崎市と十日町市、南魚沼市および関東圏との広域交通を担っています。
将来的には上越魚沼地域振興快速道路と連携する道路です。
当地区は、1車線しかない幅員狭小で、急勾配かつ線形不良となっており、県内有数の豪雪地域であることから、積雪時の対向車とのすれ違い困難や、除雪作業時の通行止めとなるなど著しく支障をきたしています。
また、落石・崩壊、雪崩の点検箇所も抱えており、地域生活および地域間交通の信頼性向上が必要となっています。
さらに本路線は、第2次緊急輸送道路に位置づけられています。
このため、道路の拡幅および縦断改良によって幅員狭小・線形不良区間を解消し、生活道路・広域連携道路として通年的な交通の安全性・円滑性・信頼性の確保を目的として道路整備を行います。
事業概要
工区名称 石黒バイパス
事業着手 平成16年度(平成24年度計画見直し)
事業区間 (起点)柏崎市高柳町石黒(落合)(終点)柏崎市高柳町石黒(上石黒)
計画延長 1.6km
計画交通量 400台/日
道路区分 第3種 第4級
現況最小幅員 4.0m 計画幅員 5.5(8.0)m
現況最急勾配 13% 計画最急勾配 7.5%
現況最小曲線半径 12m 計画最小曲線半径 30m
位置図
すれ違い困難
雪庇処理状況
起点上空より柏崎方面を望む
中間点付近上空より松代方面を望む
終点上空より松代方面を望む