本文
展示鳥類剥製(ツグミ)
ツグミ
ツグミ
鳥名
ツグミ【鶫】スズメ目ヒタキ科ツグミ属(英名 Naumann's Thrush)全長24cm
季節・分布
冬鳥として、県内に多数渡来。3月~5月の北上期は佐渡島や粟島を含め各地に多い。
生息環境
平地から山地の林、農耕地、芝地、樹木の多い公園など。
行動
群れで渡来し、徐々に1羽での生活になる個体が多く、春には再び群れになって渡去する。地上を跳ね歩いて立ち止まっては胸を張る。この行動を繰り返しながらミミズ類などを捕る。
形態
雄成鳥は全体に羽衣が濃く、雌や若鳥は淡色なことが多い。
鳴き声
「クワッ」「キョ」などと鳴く。
特徴
地上で採食中に、反り返るように胸を張り、背を伸ばし、翼を下げた姿勢で突然立ち止まり、また前傾して数歩歩き、立ち止まる行動を繰り返す。まるで「だるまさんが転んだ」をして遊んでいるようだ。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥