本文
展示鳥類剥製(ウミネコ)
ウミネコ
ウミネコ
鳥名
ウミネコ【海猫】チドリ目カモメ科カモメ属(英名 Black-tailed Gull)全長44-47cm、翼開長126-128cm
季節・分布
留鳥として、粟島の西海岸で繁殖しているほか、村上市沿岸にも繁殖コロニーがある。
生息環境
沿岸、内湾、干潟、港、河口、河川、池など。
行動
1年を通して群れで行動する。砂浜や堤防などに止まって休息し、そこから飛び立って海面上の魚やゴカイの他、加工場から出る魚のあらや、砂浜でカニなども食べる。
形態
雌雄同色。嘴は黄色で先端が赤く、その内側に黒斑がある。尾羽は白く、黒く太い帯状斑がある。成鳥の尾羽に黒い帯があるカモメ類は日本では本種だけ。
鳴き声
「ミャー」「アー」などと鳴く。
特徴
雑食性で魚類、昆虫類、動物の死骸にも集まる。和名の由来はねこのような鳴き声からきている。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥