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展示鳥類剥製(ハマシギ)
ハマシギ
ハマシギ
鳥名
ハマシギ【浜鷸】チドリ目シギ科オバシギ属(英名 Dunlin)全長16-22cm、翼開長28-45cm
季節・分布
旅鳥、または冬鳥。春と秋の渡りの時期には、県内の海岸、河口、河川などの水辺で観察される。
生息環境
干潟、河口、汽水域、海岸の砂浜や岩場、水田、湿地、河川、池や沼の湿地帯など。
行動
群れで行動し、干潟や海岸の砂泥地を忙しく動きまわって貝類やゴカイなどを捕り、淡水域ではタニシやミミズ類などを食べる。
形態
雌雄同色。嘴は黒くて下に少し湾曲する。夏羽は腹に大きな黒い斑がある。
鳴き声
「ピリー」「ピュル」などと鳴く。
特徴
大群を形成することが多く、数百羽で越冬することも珍しくない。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥