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平成29年度の異常水質事案の発生状況
平成29年度の異常水質事案(油流出事故、魚類へい死事案等)の発生状況を取りまとめました。
1 県に連絡があった事案件数
平成29年度は268件で、前年度(平成28年度)の225件から43件増加しました。
内訳は、油流出240件、魚類へい死8件、その他20件でした。
年度 | 平成25 | 平成26 | 平成27 | 平成28 | 平成29 |
---|---|---|---|---|---|
油流出 | 227 | 247 | 201 | 206 | 240 |
魚類へい死 | 12 | 11 | 8 | 11 | 8 |
その他 | 21 | 18 | 22 | 8 | 20 |
合計 | 260 | 276 | 231 | 225 | 268 |
- 油流出事故は、前年度よりも増加しました(前年度比34件増加)。
- 油流出事故の原因は、ホームタンクからの小分け中に現場を離れるなどの「取扱不注意」によるものが依然として第1位(94件、原因判明事案中の51%)となっています。
- 魚類へい死事案の原因は、酸欠や塩素含有水の流出等が3件で、その他(原因不明を含む)が5件でした。
- その他の事案は、事業者の管理不徹底・取扱不注意による化学物質(硝酸、塩素等)や切削した粉を含む水の流出等20件の発生がありました。
2 県の対応
- 異常水質事案が発生した場合は、県、国、市町村等の関係機関が連携し、被害の拡大防止及び原因究明に努めています。
- 油流出事故を防止するため、県では、市町村や消防等の関係機関のほか、石油販売店などと連携し、ポスターの掲示やラジオ・新聞等を活用した広報を行うとともに、各家庭及び事業所にチラシやホームタンクに貼るステッカーを配布し、発生件数が多い冬期間を中心に、引き続き注意を呼びかけていきます。
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