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地下水概況調査におけるクロロエチレンの環境基準超過について
第2報
平成29年12月27日
県民生活・環境部 環境対策課
県の地下水調査の結果、見附市内の1地点で有害物質であるクロロエチレンが環境基準を超過したため(12月25日公表)、県では超過した井戸の周辺5地点で地下水調査を実施しました。
その結果、クロロエチレンが1地点で検出されましたが、環境基準値以下でした。
また、その他の調査項目はいずれも検出されませんでした。
1 調査結果
- 調査地点:見附市月見台、名木野町、双葉町及び緑町地内の5地点
- 試料採取日:平成29年12月25日
- 調査結果:
地下水
単位:mg/L
調査項目 | 調査結果 | 環境基準値 | 報告下限値 |
---|---|---|---|
テトラクロロエチレン | 検出されず | 0.01mg/L | 0.0005mg/L |
トリクロロエチレン | 検出されず | 0.01mg/L | 0.001mg/L |
1,1-ジクロロエチレン | 検出されず | 0.1mg/L | 0.01mg/L |
1,2-ジクロロエチレン | 検出されず | 0.04mg/L | 0.004mg/L |
1,1,1-トリクロロエタン | 検出されず | 1mg/L | 0.0005mg/L |
クロロエチレン | 検出されず~0.0012 | 0.002mg/L | 0.0002mg/L |
2 県の対応
- 周辺に飲用井戸、水道水源及び農業用井戸がないことを確認済みです。
- 今後、当該地区の地下水について継続監視を実施します。
本件についてのお問い合わせ先
環境対策課環境保全係 [担当]横尾
(直通)025-280-5154 (内線)2712
【報道資料】地下水概況調査におけるクロロエチレンの環境基準超過について(第2報)[PDFファイル/63KB]
第1報
平成29年12月25日
県民生活・環境部 環境対策課
「平成29年度地下水の水質測定計画」に基づき県が実施した地下水概況調査において、見附市内の1地点でクロロエチレンが環境基準値を超えて検出されました。
調査結果の概要及び県の対応は次のとおりです。
1 調査結果
- 調査地点:見附市月見台地内
- 試料採取日:平成29年12月19日
- 調査結果:
地下水
単位:mg/L
調査項目 | 調査結果 | 環境基準値 | 報告下限値 |
---|---|---|---|
クロロエチレン | 0.0047mg/L | 0.002mg/L | 0.0002mg/L |
2 県の対応
- 周辺に飲用井戸、水道水源及び農業用井戸がないことを確認しました。
- 周辺の井戸の設置状況を確認の上、地下水調査を実施し、周辺における汚染の状況を確認します。
参考
- クロロエチレン
トリクロロエチレン等が土壌・地下水中で微生物等により分解されて生成するもので、平成21年に有害物質に指定当該地域では今回初めて測定- 用途:塩化ビニル樹脂や塩化ビニル系共重合樹脂の原料
- 健康への影響:発がん性のある物質といわれている。
- 地下水概況調査
県内の全体的な地下水質の概況を把握するため、地域の代表地点で行う調査
本件についてのお問い合わせ先
環境対策課環境保全係 [担当]横尾
(直通)025-280-5154 (内線)2712
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