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平成29年度海水浴場(開設前)の水質等の調査結果がまとまりました。
海水浴シーズン前に、市町村が実施した主な海水浴場の水質、放射性物質濃度及び空間線量率の調査結果を取りまとめました。
水質調査の結果は、全ての海水浴場が海水浴に適する良好な水質でした。
また、放射性物質濃度等については、調査を開始した平成23年度以降と同様に、今年度も海水中の放射性セシウム及び放射性ヨウ素は検出されず、砂浜の空間線量率は通常値の範囲内でした。
1 水質調査結果
- 調査実施海水浴場数 47か所(12市町村)
- 調査項目
- ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、化学的酸素要求量(COD)、透明度
- (参考項目:水素イオン濃度(pH)、病原性大腸菌O-157)
- 調査結果
- 水浴場水質判定基準に基づき判定したところ、「適」は41か所、「可」は6か所で、「不適」は無しまた、病原性大腸菌O-157が検出された海水浴場は無し
- 海水浴場ごとの水質判定結果は、別紙1のとおりです。
最近5年間の水質判定結果
調査年度 | 平成25 | 平成26 | 平成27 | 平成28 | 平成29 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
判定区分 | 適 | 水質AA | 32 | 35 | 29 | 33 | 36 |
水質A | 5 | 7 | 6 | 3 | 5 | ||
可 | 水質B | 12 | 6 | 13 | 12 | 6 | |
水質C | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
不適 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
調査箇所数 | 49 | 48 | 48 | 48 | 47 |
水浴場水質判定基準
環境省が定めたもので、5段階で水質を評価。水質AA及びAは「適」、水質B及び水質Cは「可」、それ以外は「不適」に区分(詳細は別紙2を参照)
2 海水中の放射性物質濃度調査結果
- 調査実施海水浴場数 17か所(5市町)
- 調査対象核種 放射性セシウム、放射性ヨウ素
- 調査結果いずれも検出されず(海水浴場ごとの調査結果は別紙3のとおり)
3 砂浜の空間線量率調査結果
- 調査実施海水浴場数 17か所(5市町)
- 調査結果 0.040~0.080μSv/hで通常値の範囲内
(海水浴場ごとの調査結果は別紙3のとおり)
別紙3 海水浴場ごとの海水中の放射性物質濃度及び砂浜の空間線量率[PDFファイル/56KB]
4 今後の結果の公表
県では市町村が今後行う調査の結果を、随時、ホームページで公表します。
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