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平成11年2月定例会(第1号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003880 更新日:2019年1月17日更新

平成11年2月定例会で上程された発議案

アメリカの臨界前核実験に抗議する決議

アメリカの臨界前核実験に抗議する決議

 去る2月9日、アメリカ合衆国は、ネバタ州の地下核実験場で6回目の臨界前核実験を実施した。しかも今後1、2年の間に更に計3回の実験を行う予定であると報道されている。
 核兵器の廃絶は人類共通の悲願であり、各国、各方面において核兵器廃絶への積極的な取組が進められてきたところである。
 しかしながら、各国の再三にわたる抗議にもかかわらず臨界前核実験を続けることは、たとえ核実験全面禁止条約(CTBT)に抵触しないとはいえ、大量核兵器の非拡散を求める国際世論に逆行するものであると同時に人類の生存を脅かすものであり、世界唯一の被爆国である我が国としては絶対に容認できるものではない。
よって本県議会は、アメリカに対し厳重に抗議するとともに、すべての核実験の廃絶と世界平和の実現を強く求めるものである。

以上、決議する。

平成11年3月24日

新潟県議会

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