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平成10年9月定例会(第15号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003930 更新日:2019年1月17日更新

平成10年9月定例会で上程された発議案

北朝鮮の「ミサイル発射」に抗議する決議

北朝鮮の「ミサイル発射」に抗議する決議

 去る8月31日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が発射したミサイルの部品の一部が日本海と太平洋の公海上に落下した。このミサイルについては、弾道ミサイルとも、人工衛星の発射による失敗とも報道されたところであるが、北朝鮮が主張するように人工衛星の発射であったとしても、先端部分を交換し弾道ミサイルに変えることは容易に可能であり、日本と北東アジアの平和と安定に重大な影響を及ぼし、大量破壊兵器とその運搬手段の拡散に重大な懸念を引き起こすものである。
 また、発射に当たり公海の利用に関する国際法に反し、何ら通告もなしに実施したことは、漁船等の船舶や国際線等の航空機が被害を受ける危険性が十分考えられ、到底容認できない暴挙である。
 このような行為は人道的にもまた世界平和の観点からも理解し難いものと言わざるを得ない。
よって本県議会は、北朝鮮のかかる行為に対し厳重に抗議するとともに政府に次の措置を図るよう強く求めるものである。

  1. 北朝鮮に対し、再びこのような暴挙を繰り返すことのないよう厳重に抗議すること。
  2. 朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)の資金提供交渉に当たっては、アメリカ、韓国等の関係諸国と連携し慎重に対応すること。
  3. 今後、早急に国民的合意を得て、国民の安全確保のため必要かつ適切なあらゆる措置を講ずること。

 以上、決議する。

 平成10年9月28日

新潟県議会

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